更年期障害 だるさ ふらつきの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
10年ほど前に子宮内膜症の為、子宮を取り除く手術をしてから体調が悪くなり、ほてりや冷えが酷くなってきて、病院に行っていたが良くならない為、漢方薬で何とかしたいと来店されました。
体全体がだるくなり、眠気が酷く、何もできないくらい無気力になっているそうです。
最近は手足が震えてきたそうです。
胃腸も弱く、胃もたれが酷く、お腹の張り、ガスが多いそうです。
喉が渇き、便秘気味だそうです。
53歳女性
中国医学的に『腎虚肝鬱』、『気血両虚』の状態と考えられます。「血」の巡りを改善することを考えたり、体の疲れを取り除く漢方や消化などを助けていく漢方をお渡ししました。
1か月ほどで食欲が出て、体の疲れもとれてきたという報告がありました。
2か月目には、体のだるさやふらつきもなくなり、体調がとても良くなりましたと言う報告を受けました。痺れも良くなり、今は問題なくなりましたと言われました。
服用すると体調が良い為、今も続けて頂いております。
ひとりひとり体質や自覚症状が違いますが、現代医学だけでうまくいかない病気も、漢方薬を使う事でうまくいく場合がよくあります。
中国医学の考え方は、体力や「血」が不足しやすい状態が続きますと、体も疲れやすく、気力もなくなり、ふらつきやすくなったりします。体がシッカリしないと精神的にも不安定になり、イライラしやすくなります。そのため、体力や「血」をシッカリ補っていく物が必要になります。
卵巣からは女性ホルモンが出てきますので、卵巣を外科的に切除してしまいますと、女性ホルモンが出なくなり、更年期障害のような症状が出やすくなります。自分の体にメスを入れることで違う場所に癒着が起こったりして、違う病気が出てくることもあります。そのため、できるだけ自分の体にメスを入れないほうがいいと思います。
多くの方が相談して良かったとおっしゃられております。色々試したがうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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